垣根涼介の本は初めて読んだ。もともと名前も知らなかったが、たくさんの賞を受賞しているようなので有名作家でしょう。
割りと本を読むのですが、知っている作家は少ないのです。
感想はというと、ツルっとした表紙のイラスト同様、あっさりしていて読みやすい。
面白いといえば面白いけど、後に何かを残してくれる感じが乏しい。
例えば退屈なフランス映画なんかは、見ている間中退屈だったりするのだけれど、独特の後味があって、終わった後に何かを残してくれるんだけど、この小説はそのまったく逆ですね。
読んでいる間はドンドン読みたくて読み進めるのだけれど、後味はまったくない。
エンディングの感慨みたいなものすらない。
そういう意味では好きな作家ではまったくない。しかしながら、この作品には続編があるとのことで、読みたくないかと聞かれたら、「いや読みたい」と答える。
要は、テレビドラマに近いのだと思う。
扱っているテーマなんかもぴったりだ。
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