徳島県の高校入試は特殊です。
希望校への願書を無事に出せるようにするには、基礎学力テスト対策が何よりも重要です。
これは基礎学力テストの結果で受験高校が決定されるシステムだからです。
基礎学力テストは、中学一年生のときや二年生のときに受ける実力テストとは全く違います。
中間テスト期末テストと実力テストは違うものだと認識されていると思います。
なので、実力テストのテスト勉強は中間期末の時のテスト勉強とはやり方も対策も違いますよね?
それと同様に基礎学力テストも違うものなので、テスト勉強の方法が違います。
基礎学力テストについてよく知らないと、なんとなく実力テストの延長線上にあるもののように考えてしまい、テスト対策が実力テストと同じになりがちです。
実際、私の子供はそうしていまい、悲惨な結果になりました。
それで、慌てて対策を行って2回目3回目の基礎学力テストはどうにか得点を上げることができたので、志望校へ願書を出すことができました。
私の子供は実力テストでは常に400点を超えて取れていました。
それで、基礎学力テストの対策をしないまま、一回目の基礎学力テストを受けて320点程度となりました。
かなり、驚きました。
ただ、志望校が360点程度の所でしたので、2回目3回目で取り戻すことが出来ましたが、それでも平均で360点程度でした。
慌てて対策しても400点には遥かに届かないということです。
これが志望校のボーダーが400点程度の高校であれば、全く歯が立たず涙に終わったと言うことです。
では何が肝心かと言いますと、【夏休みの学習】と【基礎学力テストの過去問】です。
まず【夏休みの学習】ですが、多くの生徒は部活を引退し、学習に時間を沢山割くようになります。
これによって、周りのライバルたちの成績がぐんぐん伸びてきます。
ライバルでなかった友達も追いついてくるし、追い抜かれたりもします。
特に塾で質の高い問題を沢山演習するので、それまで努力できなかった子供も50点くらいすぐ伸びてきます。
なので、夏休み明けの成績は夏休み前とは全然違うものだと考えて、夏休みの間にどれだけ成績を伸ばせるかを意識して学習しないと行けません。
決して、夏休み前の点数の維持でよいと考えてはいけません!
なぜか!それは夏休み明けに基礎学力テストが控えているからです!
夏休み中は第1回基礎学力テストの対策を十分にしないといけません!
過去問を入手して、傾向と対策を考えましょう。
過去問はヤフオクなんかで手に入ります。
少し高いですが、塾に行くことを考えれば安いものです。
勿論、塾に行っているなら、対策はバッチリだと思います。
過去問を演習して、出来なかった部分を洗い出し、その部分と同じ範囲同じレベルの問題を何度も行います。
おそらく、市販の問題集では同じレベルのものは少ないと思います。
なので、塾で使う問題集を手に入れます。
これもヤフオクなんかで見つけることが可能です。
この問題集を見て、いかに塾で難しい問題に慣れさせようとしているかに気付くかと思います。
これらのことに真摯に親が向き合えば、塾に行かなくてもそれ相応の学習はつけてやれるとは思います。
何かの参考になれば幸いです。
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