20230417作成
車検でサイドブレーキ検査で落ちたのですが、合格するためにブレーキ調整をしました。
サイドブレーキ調整は難しいものではないのですが、リアタイヤを外すので面倒くさくはありますね。
リアタイヤ外すときくと腰が重くなりますが、やり始めるとなんてことはない作業ですので是非DIYにチャレンジして下さい。(もちろん、自己責任)
僕も面倒なので、業者に丸投げしようと思って、自動車整備工場へ電話しましたが、忙しい!と断れたので自分でやったのですが、良くぞ断ってくれた!!って感じで、工賃儲けましたね。
手順はかんたん、以下の通り。
① サイドブレーキの根本のプラスチックカバーを外します。
これはプラスのネジ一本で固定されているだけなので外して、2つに割って取り外します。
② サイドブレーキをフリーにします。
サイドブレーキの根本(運転席側)に調節ネジがあるのでそれを回して緩めるとサイドブレーキのレバーがゆるゆるになるので、調節ネジが外れない程度に緩めます。
③ フットブレーキペダルを3度ほど踏み込む
フットブレーキを踏み込むとブレーキのサーボが働いてペダル位置が上がってくると思います。ペダル位置が上がってきたらOKです。
④ サイドブレーキレバーを上げ下げを30回ほど行う
レバーを繰り返し引きますが、これはサイドブレーキの位置を調整するために行うようですが、メカニズムはよくわかりません。一部サイトでは100回引く!と書いていますが、本当は10回程度でいいようです。
保険に30くらい引いておきましたが、100回やるには大変だと感じる来るくらいしんどいです。
⑤ リアをジャッキアップして後輪を外します
ジャッキアップはフロアジャッキがあれば簡単です。
リアのフロアジャッキのジャッキアップポイントはリアデフです。
僕は今回は野良整備を行ったのでフロアジャッキがなかったので車載ジャッキで行いました。
この方法はオススメしません(笑)
安全のために馬(リジットラック)を掛けます。
馬はシザーズジャッキのジャッキアップポイントに掛けます。
⑥ ブレーキ傍にあるボルト(蓋)を外します
画像を参照にボルトを探してください。
ボルトは2つ並んでいる内の後ろ側がそれです。
よく見ると違う方はパーツを固定しているボルトだと分かるはずなので、よく観察して下さい。
⑦ サイドブレーキの調整ネジを締め上げて120度戻す
蓋の役割をしているボルトを外すとその中に調節ネジがあるので六角レンチで調整します。
まずは完全に締まるまで締めていきます。
そこから120°戻すとサイドブレーキの調整ができます。
⑧ サイドブレーキの引き代を確認
運転席でサイドブレーキを引っ張るといい感じに調整されていました。
好みでサイドブレーキの引きしろを調整するのはサイドブレーキのレバーの根本の調整ネジで行います。
この際ノッチ数を少なくし過ぎるとブレーキの引きずりになるので程々にして下さい。
⑨ リアタイヤを手で転がして引き釣りがないことを確認したら完成
この調整を行ってもサイドブレーキの効きが悪い様ならブレーキシステムに問題があるのだと思います。
僕の場合はこの調整で車検バッチリでした。
検査の係の人に必要な値の1.3倍くらい出てますよと言ってもらえました。
調節してもダメなようならブレーキのオーバーホールが必要だと思いますが、オーバーホールはビートで経験済みなので自分で出来る自信はあるのですが、部品調達と自分の時間の確保を考えると1週間は必要なのでよかったです。
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